「根の上アウトドアパーク恵那 Hoko Glamping」

2022年4月27日、岐阜県恵那市に焚火をテーマにしたグランピング施設「根の上アウトドアパーク恵那 Hoko.Glamping」(通称:Hokoグランピング)が開業しました。この施設はアウトドアで地域創生を目指す恵那市の依頼を受けてABC Glamp&Outdoorsが施設の企画開発を受託したもの。そこで、開発から開業までの経緯と、この施設の魅力をお伝えさえて頂きます。

施設のコンセプトは「火の木の里」に。

中央広場で燃える焚火はゲストの憩いの場に

「Hokoグランピング」は名古屋市内から車で約1時間30分、標高900mの根ノの上高原の森の中にあるグランピング施設です。「国民宿舎 恵那山荘」が隣接する自然公園の中に新たに建てられてもので、宿泊してバーべキューやプライベートな焚火を楽しむドームテント10基とレセプション棟、駐車場で構成。ドームテントは中央広場の大ファイヤーピットをぐるりと取り囲むようにレイアウトされています。施設隣地の保古の湖水辺には、敷地内の至る処にファイヤーピットを設置した焚火専用公園「焚火バレイ」もあり、ドームテントと中央広場とこここと、様々なシーンの焚火を楽しむことができます。また「国民宿舎 恵那山荘」には温浴施設もあり、ゲストはここも利用することができます。

4月26日に開催された竣工式の模様

「Hoko.グランピング」の企画開発を担当した弊社は、2021年3月に恵那市及び恵那市の地域商社である一般社団法人ジバスクラム恵那との3者でアウトドアレジャーによる地域の活性化を目指して包括連携協定を締結。その第一弾事業としてこの施設の企画開発に取り組みました。

その際に重視したことは、恵那市の自然豊かな環境を活かし、そこで育つ地産地消の食材等を使い、さらに恵那市民の皆様と手を携えて手掛ける施設であること。そこでコンセプトは

「火の木の里」を提案しました。恵那市では林業も盛んで豊かな森は豊富な木材の宝庫。その中にはヒノキ等の高級木材も含まれます。そこで、そんなヒノキなどの間伐材を焚火に活用。施設の至るところで恵那の木材が燃える環境を整備しました。「火の木」はヒノキにもちなんでいます。

グランピング施設はここ数年で全国に普及して群雄割拠の時代。これからは個性が求められます。そしてグランピング、キャンプ等アウトドアでは焚火は欠かせない楽しみになっています。焚火をテーマにしたアウトドア施設は、恵那市だからこそ成立する明確なコンセプトを持つグランピング施設なのです。

最新式のドームテントが10基並ぶ施設内
ドームテントの快適な室内

ゲストはまず「国民宿舎 恵那山荘」でチェックイン。そこから坂道を下ると「Hokoグランピング」が見えてきます。次に訪れるのは管理棟。この建屋にはシャワールーム、トイレ、カフェコーナー、恵那市の物産品販売コーナーなどの設備が集中しています。さらにここでは、大人気のテントサウナの利用を申し込むこともできます。

宿泊するドームテント1棟貸しで最大4名まで利用可能。ダブルベッドが2台にイス、ソファーがセットされたラグジュアリーな空間です。ちなみにドームテントは様々なモデルがありますが、ここではまだ日本では珍しい建築確認許可取得可能な日本製ドームテントを採用しています。

ドームテントのガーデンスペースには、ゲストだけで楽しめる焚火コーナーを用意。あらかじめ用意された恵那の薪を焚いてプライベートな焚火を楽しむことができます。

施設に用意された薪で焚火を楽しみます

夜の帳が下りると焚火ナイトの始まりです。

焚火は中央広場での点灯式からスタート
森の中に映える夜のドームテント

夜の帳が下りるといよいよ「焚火ナイト」が始まります。まずゲストたちには中央広場に集まって、ファイヤーピットの薪に火を点す点灯式を行います。巨大なファイヤーピットはアーチストが制作したオリジナルの逸品。子供たちにも手伝ってもらい火を点すパフォーマンスは、焚火テーマパークならではの演出です。

その後はそれぞれのドームテントのアウトドアリビングでバーベキュータイム。

バーベキューはそれぞれのドームテントで

ウッドデッキにアウトドア用のイス、テーブル、ソファーがセットされたアウトドアリビングには、雨風を遮るオリジナルタープも設営。バーベキューはアメリア「ウェーバー」社製の本格BBQガスグリルで焼き上げます。このアウトドアリビングは「Hokoグランピング」施設で最もこだわり抜いた空間。野外で過ごす時間の長いグランピングでは、野外空間がいかに快適であるか?が重要なのです。 さて、お待ちかねのバーベキューもこだわっています。旬の素材を揃えた「恵那山麓野菜」や近郊産地の豚鶏牛肉を用意。これらを前菜、野菜、肉のバーベキュー、カレー、デザートという構成のアウトドア・コース料理として頂きます。料理は全て一流ホテル出身の料理長が監修したメニューが重箱にセットされており、これをゲストは焼いたり煮たりするだけで、一味も二味も違うバーベキュー料理を堪能することができます。

この日は満月が最高!月光欲を
湖の前の「焚火バレイ」も幻想的な世界

食事が終わったら、ファイヤーピットに照らされた月を眺めながら、少し歩いて湖畔の「焚火バレイ」へ。公園内には8か所のデッキテラスを配置(うち4か所ははパーゴラ屋根付)。すべてにファイヤーピットが設置されていて、思い思いの場所で焚火を楽しむことができます。焚火のおぼろな灯りに照らされた湖を眺める光景は、日本の自然の美しさを存分に堪能することができます。そこでコーヒーなどを持ち込んで、自分だけの時間を過ごすのもいいでしょう。

朝は森の公園をゆっくりと散歩して。

焚火公園の朝はまた違った趣の場所に
朝食セットもドームテントでいただきます

翌朝は、それぞれのドームテントに届けられた朝食セットを味わう時間からスタート。

サラダ、クロックムッシュ、季節のスープ、ヨーグルト、コーヒー等がセット。これをアウトドアリビングで味わってもよし。夜とはまた違った朝日に照らされた焚火バレイで味わうもよし。朝食はお洒落なバスケットに入れられているので、どこにでも持ち運びすることができます。そして、気持ちのいい朝をゆっくりと感じながら、チェックアウトまでの時間を楽しみます。

焚火は家族のコミュニケーションの場所

「Hokoグランピング」では、滞在時間を存分に楽しめるように、様々な体験プログラムも用意しています。保古の湖でのカヌー・SUP体験、テントサウナ体験、恵那の自然を一層感じるブッシュクラフト体験等。いずれも恵那の自然を感じて自然と一体になれる体験プログラムで、恵那時間を飽きさせません。予約はいずれも専用WEBサイトでの事前予約が必要となります。

さらに、シーズンごとに、特別天然記念物の二ホンカモシカ等の野生動物が生息する森を散策するネーチャリングツアーや、希少なシロヤシオが自生する渓谷をさかのぼるシャワークライミングなどの体験ツアーも企画します。

是非一度、「Hokoグランピング」で弊社ABC Glamp&Outdoorsが提案する最新のグランピング・スタイルをご堪能ください。

お問い合わせ先

ABC Glamp&Outdoors

代表:楠本
TEL:080-9935-7298
E-mail: yukiko_kusumoto@asahi.co.jp
所在地:〒553-8503 大阪市福島区福島1-1-30
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